子供への憧れ
キャンプに行く。子供達は走り回るだけではない、腹這いになってムカデのように進んだり、ぐるんぐるんと回転してみたり。私は目を疑う。ギャ!!そんなことしたら全身砂まみれ確定なのに、そんなのお構いなしなんやな。と驚きと尊敬の目で見つめる。
後から見た動画は、本当に楽しそうで、手足をバタバタ動かして砂のフカフカやサラサラを全身で感じ取って遊んでいる!!と感じられた。キラキラしている。素晴らしいな。
汚れる!後の始末が面倒!とやらない理由を見つけてきて、フカフカの欲望に忠実になれない自分にガッカリ。
深夜まで遊んでいる子供に、早く寝ないと明日たくさん遊べないよ?と思うけど、明日○○だから。というのは、今を楽しむだけの子供にとって、このシーンでナンセンスな助言なのかも。と思い直す。
皆でご飯を食べる前にひとりで寝る子は、マイペースで逞しさすら感じる。私はもし友人達が起きていたら意地でも寝ないと思う。自分だけ楽しいことを逃すのは嫌だから。
子供って周りを気にしないし、先回りして考えたりもしていないんだよなあ。好きに動きまくってイキイキとしている。心は過去や未来を行ったり来たりして、おまけにまわりのことも気になるわで、どうしたら子供たちのように今を十分に活かして楽しめるのだろう。