月見
夕飯の後出かけると満月、輝く月がよく見えた。
秋風に たなびく雲の 絶え間より
もれ出づる月の 影のさやけさ
『訳:秋風に吹かれて横に長くひき流れる雲の切れ目から、洩れてくる月の光の、澄みきった美しさといったらどうだろう!』
高校の時、百人一首覚える課題はなぜか好きで割と熱心に勉強した覚えがある。平安時代は今よりずっとずっと明かりが少ないだろうから、闇に包まれた世界で輝く月の光は、人々のいろいろな想いをかきたてたのであろう。
帰って白玉粉に水を入れてこねて丸めて湯がいて、缶詰のあんこと混ぜ合わせ冷やしたら立派なデザートの完成。超簡単、美味しい。小学生でも出来る。これ以上簡単に出来る和菓子を私は知らない。